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阿波黒牛をはじめとした高品質の牛肉と、長い歴史に裏付けされた職人技で提供される焼肉は、まさに至福の味わい。
大同門だからこその味と品質が、お店だけでなくご自宅でもお楽しみいただけます。是非ご利用くださいね。

さて今回は、人工肉についてご紹介します。
 

国際問題を解決するかも!?未来の食べ物「人工肉」を解説します!


人工肉と聞くと皆さんはどんな印象を抱かれますか?

「人工」という言葉からなんとなく危険なイメージを抱く方も多いのではないでしょうか。

しかし実は人工肉は国際問題を解決するかもしれない、可能性を秘めた食べ物なのです!

今回はそんな人工肉について、徹底解説していきます。

ぜひ参考にしてください!
 

人工肉は主に2種類ある

人工肉と一口にいっても、「植物肉」と「培養肉」の2種類があります。

人工肉を解説するうえでこの2つの要素は欠かせないので、まずはそれぞれのご紹介です。
 

大豆などの植物から作られる植物肉


植物肉はその名の通り、植物から作られるお肉のことです。

大豆や小麦、エンドウ豆、ソラマメといった植物由来のたんぱく質を加工して作られる商品のことを指します。

全くお肉を使っていないため、ベジタリアンやビーガンの人でも食べることができ、その市場規模は現在でも広がっています。

一番メジャーな人工肉であり、近年ではコンビニやレストランで商品として提供されているので見かけたらぜひ食べてみてください。
 

お肉の細胞を増やして作る培養肉


培養肉は、ウシなどの動物から取り出した少量の細胞を、動物の体外で増やしてつくるものを指します。

従来のお肉の可食部の細胞を使っているため、本物のお肉の代用品として期待されています。

またお肉を生産する段階で、バクテリアなどの有害な菌が付着しないため生肉よりも安全だとの結果も出ているそうです。

しかしこの培養肉は、植物肉よりも生産が難しく一般販売化にはまだ至っていません。

今後の培養肉の発展に期待です。
 

人工肉は体に悪いの?

こちらもみ皆さんが気になっているであろう、人体への影響について。

人工肉は「人工」という言葉から体に悪いと思われやすいお肉ですが、今のところ健康への害はありません。

理由としては、原料がそもそも有害でなく健康的に食べられるものしか使ってないからと言えます。

植物肉の場合は植物性たんぱく質など植物由来のものを集めるだけですし、培養肉の場合は可食部の細胞を増やすだけだからです。

しかし今後の研究が進むにつれて新たにわかることがあるかもしれないので、その点は注目していく必要があるでしょう。
 

【なぜ必要なの?】人工肉が解決しうる3つの国際問題

それではそもそもなぜ人工肉は注目されるようになったのでしょうか?

そこには3つの国際問題が関わっており、人工肉はこれらの問題を解決しうる策の一つとして期待されています。
 

1つ目の国際問題 人口増加による食糧難


国際連合によると、人口は2020年現在で77億人います。

今の時点でも相当な人数がいますが、今後も増加が予想され2030年には肉によるたんぱく質の需要と供給のバランスが崩れてしまうとされています。

さらには2050年には人口が100億人突破が予測されているため世界的に食糧難に陥る可能性があります。

そんな時に手助けとなりうるのが、人工肉です。

特に培養肉は一つの細胞からお肉を作り出すことができるので、実現すれば大人数にお肉を提供できるようになる点で、食糧難の解決策の1つとして注目されています。
 

2つ目の国際問題 環境破壊


お肉を作り出すためには、家畜用の大量の飼料や水、放牧地などが必要になりその準備に開拓を勧めなくてはなりません。

また飼育中のウシなどから発生するガスは、CO2の20倍の強い温室効果ガスが含まれており、畜産をする事自体が環境破壊につながっているという見方があります。

その点人工肉であれば、植物肉の場合は畜産を行う必要はなく、培養肉であれば畜産の数も最小限に抑えることができます。

そのため生肉に代わって人工肉を使うことは環境破壊を止める解決策の1つとしても捉えられています。
 

3つ目の国際問題 フードロス問題


食糧難が問題になっている一方で、実は先進国の中でフードロスの問題もあります。

食用に加工された生肉のうち、賞味期限が切れたなどの理由で多くのお肉が捨てられています。

その量は1年間で牛7500万頭分ともいわれており、食糧難を助長する問題としても捉えられているそうです。

今後人工肉が生肉に代わって食べられるようになれば、生肉の廃棄量は減っていくものとして考えられます。

フードロスを解消し、食生活を見直すきっかけにもなる、そんな可能性を秘めたものが人工肉なのです。


人工肉はまだまだ発展途上の食品です。

今後に期待するとともに、人工肉と生肉との上手な付き合い方を模索していきましょう。

どちらが絶対的に正しいということもないので、2つとも楽しんで食べられることが理想ですね。

 

焼肉一筋半世紀、焼肉レストラン大同門


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